あれから何年経っただろうか。激動の日々を過ごした以前の高校と対称的に今度の高校生活に望むことは平穏である。

さて、以前の高校の生活は今思えば、恐ろしく多忙だった。朝早く起きて朝学習をこなし、毎回小テストがある授業を済ませ、夜遅くまで部活動をする。最初は何となくこなしていたが、再発した喘息が火種になり徐々に崩れていった。
やがて授業のプレッシャーにも耐えられなくなり中退してしまったのだ。

なので、高校生活に望むことに望むことは平穏であり、これを足掛かりに一度踏み外した人生へ再起を図ることが目標だ。この数年間の間に何度も立ち上がろうとしたが、万全ではなかったために失敗した。今度は万全だ。うまくいくと願う。