通信制高校サポート校湘南国際学院から届ける新着情報
11.122011
小笠原のウミガメと祭り
またまた小笠原に行ってきました。
実は私、これで小笠原は三回目。夏に行くのは二度目になります。
夏といえばもちろん!アオウミガメの産卵シーズンで、毎日のように浜にウミガメが上がったという情報がはいってきました。
産卵もあれば孵化もあり、ウミガメの赤ちゃんの海に帰っていく姿は産卵と同じように感動します。ただ、ライトで照らしてはいけないのはルールですから、暗い浜にかさかさという音が聞こえてくるだけの時もありました。
今回、八月に小笠原にいたのは初めてだったので、島の祭りがこんなにも盛り上がるものなのかと圧倒されました。
八月の頭にある音楽祭”ジャミン”、ウミガメの放流会、三日間踊り狂う盆踊り、どれも新鮮で内地では味わえないもりあがりでした。ジャミンでは島の人たちで組まれるバンドがrockな音楽を奏で、聞いている人たちも立ち上がり跳ね回る・・・どこかの音楽フェスタに行ったかのようです。途中で入るバナナのたたき売りはあの場でしか体験できないでしょう。放流会でおくるかめはみな1歳の子ガメで、告知をしなくてもたくさんの人が集まって旅立ちを見ていました。そしてなによりも楽しかったのが盆踊り!私、ジャンプしたり掛け声をかけたりする盆踊りは初めて経験しました。あれはもはやスポーツです。
知っている人も知らない人も関係なく一緒に盛り上がれる三日間、島に住む人たちが利便を求めて内地に移住しない理由(内地から移住する理由)がわかった気がしました。