通信制高校サポート校湘南国際学院から届ける新着情報
12.282009
自力進学(2)
自力進学ですぐに思いうかぶのは、「学費などを支援してもらう」というのが最近多いように思われます。昔は新聞社が支援してくれる奨学金で通う学生も多かったですが、今はどうなのでしょうか?
「学費などを支援してもらう」には大きくは2つに分けられると思います。1つは奨学金、もう1つは貸付すなわちローンです。
奨学金には、先にあげた新聞社のものや進学先の学校・地方自治体・民間団体などありますが日本学生支援機構が一般的だと思います。
日本学生支援機構では月3?12万円の奨学金を借りられます。第一種奨学金(無利子)と第二種奨学金(有利子)があり、高校時代の成績で無利子か有利子かに分かれます。昔と違い高校3年生の6月初旬までに予約を行えば進学と同時に奨学金を受けられます。「予約採用制度」の手続きを行わない場合、大学入学後の手続きとなるため1回目の受領はすぐには出来ません。(しかし、この場合でも4月にさかのぼって支給されます。)また、平成21年度から新貸与額として入学時に係る一時的な経費に対応するための「入学時特別増額貸与奨学金」も出来ました。
もう1つのローン(貸付)ですが、進学先の学校・地方自治体・民間団体・新聞社以外にも銀行・日本政策金融公庫(300万円)などがあります。
奨学金・貸付両方に言えることですが福祉や医療・看護系の学校では、卒業後一定期間の業務を従事すれば返済が免除される学校もあります。