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日食の観察方法~日食観察グラスを通して直接見る観察方法~

観察方法  日食観察グラスを使って太陽を観察する
 

 太陽を直接観察する場合には、日食観察グラスを正しく使ってください。日食観察グラスを使う場合に留意すべきことがあります。
※ 太陽をさがすときは、いきなり太陽の方を見るのではなく、太陽を背にして(または顔を下に向けて)日食グラスを正しく顔に当ててから、太陽のほうを見るようにしましょう。
※ めがねをかけている場合は、日食観察グラスと顔とのすき間が大きくなるので、手ですき間をおおうようにして、周囲からの光が直接目に入らないようにしましょう。
※ 望遠鏡や双眼鏡などと組み合わせて使うことは絶対にしてはいけません。
※ ときどき目を休めながら観察し、長時間ずっと太陽を見続けることは避けましょう。
※ もし目に違和感があったり疲れを感じたりした場合は、すぐに観察を中止しましょう。
 なお、日食の当日、雲が多い場合は、特に注意が必要です。日食観察グラスを使っているときに太陽が雲に隠れてしまうと、つい日食観察グラスをはずして直接太陽を見てしまいがちです。このときに雲が切れて太陽が出てくると、目を傷めるおそれがあります。雲が多い場合には、日食観察グラスを使う観察方法を避けるか、観察を一斉に中断するなど、安全の確保には充分に注意してください。
 使用に際しては、製品のパッケージや添付の文書で規格や安全性に関する表示を確認するとともに、必ず製品の使用説明を読み、禁止事項・注意事項を守ってください。

 

 

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