通信制高校サポート校湘南国際学院から届ける新着情報
12.312011
絆 ~kizuna~
財団法人日本漢字能力検定協会が毎年全国公募して、一番票が多かった今年の漢字は「絆」。年賀状でも「絆」は好評のようですし、また、今朝方 民主党に離党届を提出した9人の衆議院議員は、年明けに発足させる新党について名称も「きずな」になるそうです。
12月に発表される以前から高校の文化祭のテーマ等にこの「絆」はよくみうけられました。
湘南国際学院の協力関係にある広域通信制高校の1つに星槎国際高等学校があります。
生徒は北海道から沖縄までいるのですが、そこには星槎の3つの約束(人を排除しない・人を認める・仲間をつくる)というものがあります。実はこの言葉の前には「みんな違ってそれでいい」という前提があります。
校名にも同様に「槎(いかだ)」の木は一本一本は太さや長さがみんな違いますが、一本一本をあわせれば大きな舟となり、悠々と目的に向かって進んでいくことができます。その船に乗って、みんながそれぞれの持てる力を発揮し、「星(希望)」を目指して進んでいこうという意味がこめられています。
この広域通信制高校は3.11の際、高速道路が封鎖されている時から相馬市を支援し、話は違うのですがブータンともかなり前から交流があり、それで今回のブータン国王の視察が相馬市になったのかな?と勝手に憶測しています。
湘南国際学院でも日々、多くの方の援助・支援を受けていますが、今年は湘南国際の考え方をご理解・賛同して頂いた方達のお陰で神奈川に4校、千葉に2校の子ども達の居場所作りができました。ありがとうございました。
3.11があったからということではなく、私達、人間は社会性の動物である以上「仲間を作る大切さ」、「人々に生かされている」といったことをこれからも大切にしたいと思います。
2012年が皆様にとって より、幸福な年でありますように。。。