通信制高校サポート校湘南国際学院から届ける新着情報
8.212012
サポート校はなぜ必要なのか?
中学に2日しか行けなかった子。
やんちゃな子。
人混みが嫌いで大勢な所が苦手な子。
25歳まで自分の部屋にひきこもっていた子。
発達障害でB1・B2レベルのグレーゾーンの子ども達。
自閉の子。
1科目だけ単位をおとして卒業出来ない子。
対人恐怖で建物に入れず外で1人震えている子。
電車に乗れない子。
運動が嫌いな子。
食事がみんなと食べれない子。
集団行動がとれない子。
摂食障害の子。
帰国子女で高校にスポーツ特待生で入学したけど怪我で部活をやめ退学させられた子。・・・彼は日本に小学校の時戻ったが誰もフォローをしてくれず「ひらがな」しか出来ない。
同じように女子スポーツで私立に入ったが部活をやめて留年になった子。
公立トップ校に入学したが難病のため入退院を繰り返していた子。
アトピーがひどく夜寝れないため、朝起きれずに遅刻が多く、退学させられた子。
公立通信制高校に10年以上在籍していた子。
生活保護で私立併願をしていなかった子。・・・生保の子ども達は18歳で助成が打ち切られるため18歳までに高校卒業を手にし自立しなければなりません。
リーマンショックでリストラにあった高校中退の30代の人たち。
等など。
「あるがままの子ども達をあるがまま受けいれる。」
子ども達は権利を主張し、義務はないのです。
これを「モラトリアム」といいます。
私たちは見守ります。放任ではなく、黙って。。。
子ども達の責任・義務の一部を大人である私たちが未来の財産であるかわいい子ども達の代わりに負うことであり、その意味で時には親御さんと違う指導をすることもあります。
全ての学校は「子ども達」のためにあるべきです。
「全ては子ども達のために・・・。」
私たちはその子供をとおして、家庭内のこと、社会のこと、遠くは50年後の日本人口が1億3000万人弱から8000万人になった高齢化社会の日本を考え教育をしているつもりで頑張っています。
なぜ、サポート校が必要か?
これらの子ども達を支援するためです。
サポート校は民間団体でグランドも保健室も通常ありません。
私たちは通信制高校に在籍している子ども達を3年間で無事卒業させるためにサポートする教育機関であり、その子ども達の自立・社会復帰・将来の設計など親身に指導する支援機関なのです。
サポート校は通信制高校の影の存在でしかありません。履歴書にも学歴にも私たちの名前は載りません。子ども達に寄り添う存在なのです。
8月19日、ある新聞に「特区の通信制高校 規制へ」という記事が載りました。
この記事は株式会社立の1小学校、21高校、5大学の計27校並びにそのサポート校についてのことが書かれています。
学校法人立とそのサポート校は書かれていませんが、再度、関係法規などてらし合わせ在校生・卒業生に迷惑がかからないように注意していくとともに、「通信制高校だけに在籍する」「技能連携校に在籍する」だけでは対応出来ない子ども達が少数でもいればその子ども達を支援し続けたいと思います。