20年ぐらい前、確か西方火力演習か？否、第4師団師団長発案での「初級幹部研修」の時だったと思うのですが、当時、第4通信大隊の小隊長だった私は、「これからは初級幹部が育たなければいけない。」という師団長の一声で、3尉を中心とした10名ぐらいの為の研修に参加しました。初級幹部に実際の経験を積ます目的で師団全体約1万人が実戦さながら日出生台演習場に進攻したのですが、通信機材を載せたシェルターも何もすべて土の中に埋めるという大がかりのものでした。当時は雲仙普賢岳が噴火し、そちらの偵察も忙しかったのですが・・・。

　この日出生台演習場に向って各駐屯地から一斉に部隊が出たものですから、高速道路のどこのサービスエリアも全て自衛隊車両が入って休憩ができなかった思い出があります。1万人動くとすごいものがあります。壮観といっていいかもしれません。

　今日、娘がとある塾の夏期合宿に参加しました。参加生徒数は１万人を超す、多分日本最大の夏期合宿だと思います。場所は「志賀高原」。19のホテルをほぼ貸し切り状態。大型バスは1号車～286号車まで。日にちをずらしながら関東各地から志賀高原に向います。報道番組も6～7社入るそうです。

　先生方も大変だと思いますが、いい経験ができると思います。この人数がキャンプファイヤーをやるそうですがどんな規模になるのでしょう？