通信制高校サポート校湘南国際学院から届ける新着情報

助成金・補助金

 NPO法人 湘南国際の活動は98%が自主財源でまかなわれています。しかし、より多くの人や情報・ネットワークといったものの必要性から一部の事業に対して助成金・補助金を頂いております。

 現在は平成23年度市民協働推進補助制度を「総合福祉会館の土曜日の講座」「横須賀市内で行われる講演会」に頂いております。

 助成金・補助金をもらえてイイナ~。と思う人も多いかと思いますが、書類だけでも大変なのです。

 市民協働推進補助制度は、事前に書類(目的や事業内容・予算書まで)を提出し、今年度は公開プレゼンテーション・審査会が東日本大震災の影響で去る5月14日(土)10:00~15:15に行われ、年度末に実績報告書を提出し、公開プレゼンテーションを行うもので、3年間同一事業を継続出来ることとなっています。

 勿論、市民の大切な税金の一部ですのでとても大切に使わせていただいております。

 また、もう一つ、我々にとって、自主財源と大きく違う点があります。

 「助成金・補助金」はやる内容・金額に自由が利かないという問題です。

 例えば、上記の申請ですが、今年度 申請額の関係で講演会を2回から1回に変更しましたが、実質の補助金は前年度の約80%。広報費が削減され、横須賀市の広報でまかなうようにとの審査結果でしたが、7月から広報の仕組みが変わり、今までの半分くらいの回数しか掲載されない状況になりました。今年度、上記2事業はトータルで自主財源から150万円ちかくの持ち出しが見込まれるかたちとなってしまいました。 

 しかし、わたし達にとっては人や情報・ネットワークといった目に見えないものに対して活動する場合、広く告知するためにも「助成金・補助金」といったものは有効な手段(ツール)になります。

 昨日、神奈川県立青少年センター主催「資金調達のコツ講座」 助成金活用のための7つのコツ という講座に参加し、目から鱗でした。

 自分達でいくらいいものをやっていると言っても、助成する側の存在目的・レベルがかみ合わないと駄目なのです。

 当たり前のようで難しいんです。

 また、事業成果を出さなければならないのですが、不登校・ひきこもり・発達障害といった分野は、物を売るといった物販や福祉のデイケアといったものと違い、勉強会・講演会・シンポジウムなどを行う際、会場や助成金・補助金の種類で「無料」といったものが多く、参加者が増えれば増えるほど、続ければ続ける程苦しくなるケースがあります。

 この件を質問したところ、「有料」でもいい助成団体を選べばいい!!

 おっしゃるとおりです!!!

 いい勉強になりました。この気持ちを忘れないうちに次にチャレンジしたいと思います。

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る