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11.102011
神奈川県公立高等学校入学者選抜制度改善方針(2)
改善選抜制度の概要
Ⅰ 一般募集
1 全日制の課程
(1) 共通選抜
ア 募 集
○ 募集は各高等学校の学科、コース等ごとに行う。
○ 募集人員は、当該年度当初募集定員とする。
イ 志 願
○ ひとつの課程、学科、コース等に志願することができる。
○ 志願にあたり、志願者は、「入学願書」及び、面接の際に参考資料として活用するため、自己の特性や長所などを自ら記載した書類を志願する高等学校の校長に提出する。
ウ 志願変更
○ 募集期間を同じくする、他の高等学校の課程、学科、コース等又は同一の高等学校の他の課程、学科、コース等へ、1回の志願変更ができる。
エ 検査の方法
○ 共通の検査として、学力検査及び面接を実施する。ただし、クリエイティブスクールにおいては、学力検査を行わず、面接とする。
○ 学力検査の実施教科については、国語、社会、数学、理科、外国語(英語)の5教科を原則とする。
○ 共通の検査に加えて、特色に応じて実施することができる検査(以下「特色検査」という。)を行うことができる。その場合、学力検査の教科数を3教科にまで減ずることができる。
○ 特色検査は、次の検査とする。
実技検査、自己表現検査
オ 選考の方法
(ア) 各資料の扱い
① 調査書の学習の記録
・第2学年と第3学年の9教科の評定を用いる。
・第3学年の評定については、中学校における発達の段階を重視する観点から2倍した数値を用いる。
A=(第2学年の9教科の評定合計)+(第3学年の9教科の評定合計)×2
・1教科においての第2学年の評定と第3学年の評定(×2)の評定合計値を、3教科の範囲で1以上2以下の係数を乗じて、重点化した数値とすることができる。
② 学力検査の結果
B=(各教科の得点の合計)
・2教科の範囲で1以上2以下の係数を乗じて、重点化した数値とすることができる。
③ 面接の結果
C=(面接の得点)
(イ) 合計数値の算出
○ 合計数値は、AとBとCをもとに各高等学校で定めた比率(f:g:h)に基づき算出する。
・A、B、Cを100 点満点に換算した数値をそれぞれa、b、cとする。
・f、g、hは、それぞれ2以上の整数とし、f+g+h=10 を満たすよう設定する。
S=a×f+b×g+c×h
○ なお、特色検査を実施した場合には、その結果(D)を加えることとし、特色検査に対する係数(i)を各高等学校で定める。
・Dを100 点満点に換算した数値をdとする。
・iは5以下の整数とする。
S=a×f+b×g+c×h+d×i
(ウ) 選考の方法
○ 第1次選考として、共通選抜の募集人員の90%まで数値Sに基づく選考を行う。ただし、資料の整わない者については、参考にできる資料を活用し、適正に選考するものとする。
○ 第2次選考として、資料の整わない者にも配慮し、学力検査及び面接の結果を資料として活用し、共通選抜の募集人員まで選考を行う。
○ クリエイティブスクールにおいては、調査書の学習の記録では、評定を資料として扱わず、観点別学習状況を活用することとし、調査書、面接を資料として活用し、総合的選考を行う。ただし、資料の整わない者については、参考にできる資料を活用し、適正に選考するものとする。
○ 特色検査を実施した場合、その結果も選考の資料として活用する。