北海道クイズ(3)の答え：摩周湖です。

　歌謡曲『霧の摩周湖』で有名になった摩周湖は霧が発生する頻度が高い湖です。

　注ぎ込む川も流れ出る川もないのに水位はいつも変わらない不思議な湖は、流れ込む川がなくプランクトンなどの不純物が運び込まれないため、世界一級を誇る透明度と、この水深の深さが相まって、深い青色の湖水を作り出し、「摩周ブルー」とよばれています。

　湖面は海抜351ｍ、周囲約20km、面積19.2平方キロメートル、最深211.4ｍの世界一級の透明度を誇るカルデラ湖は、1931年の透明度調査で、バイカル湖の40.5m（1911年調査）をしのぐ41.6mの透明度を記録しています。これは当時確認された世界最高記録です。 

　上の写真は摩周湖近くのアイヌ語で「チカンプトウ」と呼ばれ、鳥がいつもいる湖という意味を持つ濤沸湖（トーフツ湖）です。多くの野鳥が生息し初冬にはオオハクチョウが飛来するなどバードウォッチングに最適の汽水湖・海跡湖です。

　食パン１斤ぐらいのエサ代が50円と安く子どもには摩周湖より喜ばれると思います。

　雪国同士、北海道・長野の似た風景を載せて北海道クイズを終わりにしたいと思います。ちなみに白馬の青木湖は国内3位の透明度です。

　左が北海道の信号

　白馬の信号はこちら

　左が北海道の歩道と車道の区別する目印

　白馬の道幅はこちら