通信制高校サポート校湘南国際学院から届ける新着情報
1.242010
サポート校と技能連携校(3)
昨日も問い合わせで「サポート校と技能連携校の違い」を聞かれましたが、原則変わりはありません。それよりも、各学校の特色・校風を見られることをお勧めします。
質問の内容で「技能連携校は通信制高校のスクーリングを出なくていいが、サポート校は出なければいけないのか?」という質問がありましたのでお答えします。
両方とも74単位以上を通信制高校が認めてくれなければ高校卒業資格はもらえません。よって、技能連携校も通信制高校のスクーリングをしなければ卒業できないことになります。
難しい言い方ですが、これは通信制高校の本部校に行くことを意味するものではありません。また、その時間数も通信制高校により実質違うといっていいと思います。通常1年間で24単位前後の単位取得で70?85時間のスクーリングをしないといけないのですが、通信制高校の中には法的に8割カットできる高校もあります。こういった高校だと「ひきこもり」「院内学級」あるいは「世界中飛び回っている選手や音楽を志してる子供たち」にはありがたい高校と言えます。逆に週5日通学してグランドで部活動をしたい子供たちには学校と呼べないと思います。
結論として、どの通信制高校に卒業資格を認めてもらうかによってスクーリングの場所・時間が異なります。
では、どうやって自分に合った通信制高校を選ぶかについてですが、技能連携校は提携する高校を決めて各都道府県の指定をもらっているため高校を選ぶことができません。逆にサポート校は特定の高校と提携することは禁じられているため選択の余地はあります。「どういった通信制高校の卒業資格を取得するのか」技能連携校・サポート校に相談してみてください。きっと自分に合った高校が見つかるはずです。
卒業するための時間数でいうと、技能連携校はサポート校のスクーリング時間数+各技能連携校がもつ特色ある科目(商業など)の時間数を受けなければならないので、取得する単位数と時間数はサポート校に比較して多くなります。また、この各技能連携校がもつ特色ある科目が月?金に毎日行うように各都道府県から要請があるはずですので通常週5日行かなければなりません。
最終的には2009年11月の「サポート校と技能連携校(1)」 「サポート校と技能連携校(2)」で記載しましたが、本人の行きたい所へ行くのがベストです。
ありきたりな答え方ですみません。