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教育の一貫性

 私たちが行っている「不登校・ひきこもり・発達障害などの子供たちと保護者の方のための学習勉強会」で、偶々 学年は違うのですが同じ小学校の子どものご父兄同士がご一緒に話をする機会がありました。その中で「〇〇先生は良く理解してくれる先生」「〇〇先生はぜんぜん見てくれずにはずれだった」といった話題が出ました。

 子どもが「不登校・ひきこもり」になるきっかけは些細な事からはじまる場合があります。また、発達障害の子どもの理解がないと単においていかれる場合があります。たった1年間か2年間なのですが子どもにとっては大きな問題です。

 今の教育(共育といっている学校もありますが)は「教える」ことよりも共に「育てる」(あるいは育つ)ことが重要だと思います。

 タイトルの「教育の一貫性」に戻そうと思うのですが、先ほどの話の中で中入試の話題が出てきました。「公立の先生ではあたりはずれがある。」「校長先生が変われば体質が変わる。」「公務員でしかない。」・・・・。私自身まじめに取り組んでいる先生方も多く知っていますが、確かにご指摘になる面もなくはないと思います。すなわち、子どもを理解してくれる一貫性のある教育を望むと「公立」より「私立」になってしまうわけです。

 しかし、5?6年前だとこの近郊の私立中学は入りやすかったというより受け入れてくれたのですが、全体的に私立志向が徐々に高まり、最近では横須賀学院の青山学院との連携などもあり、さらに難しい状況にあるのは事実です。あと考えられるのは小学校のうちの私立小への転校ぐらいしかありません。それでも入試はあります。

 「教育の一貫性」・・・。思想がぶれずにその子どもを認めつつ伸ばすのは神様しかできないのかもしれません。親という「神様」を私たちも微力ながらお手伝いできたらいいなと思います。

 

 

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