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通信制高校サポート校湘南国際学院から届ける新着情報
6.12013
有意義なスクーリングでした
5月31日、湘南国際学院でははじめて「昭和館」「国会議事堂」に行きました。
「昭和館」は、社会科の予習・復習や課題学習を深めることができ、「総合的な学習の時間」の課題の設定や、調査研究を進めることができます。
当日は「同行説明」をお願いいたしました。
徴兵検査や赤紙。
千人針に縫いこむ5銭・10銭は「死線(4銭)」「苦戦(9銭)」を乗り越える意味。
壮行式を途中からやらなくなった理由。
お風呂の水を子ども達がバケツで30杯つるべから運ばなければならない。
子だくさんの時代に洗濯がどれだけ大変だったか。
竹製のランドセルなど代用品の話。
お金があっても配給切符がないと食べ物が手に入らない。
戦中の男の子・女の子。
防空壕・焼夷弾・原爆・機雷・玉音放送など。
戦後、切手が貼ってあるお金・DDT散布・戦争で男手がいなくなり、ミシンの内職や新聞少年・コッペパンの話・三種の神器・力道山・湯川秀樹のノーベル賞受賞
などなど。
わずか1時間の間で、戦前から戦後までの日本の歴史を現物・写真・ビデオでわかりやすく説明して頂きました。
生徒たちにとっておじいさん、おばあさん、お父さん、お母さんの時代であり、その時代 自分たちと同年代の子ども達がどういう暮らしをしていたか考えさせられる内容だったと思います。
余談ですが、小中学生の学校団体は館内で昼食をとることができるのですが、高校団体は原則不可のところ、ご厚意により2階の「ふれあい広場」で食事をとらさせて頂きました。ありがとうございました。
午後は参議院の「体験プログラム」「参議院見学」です。
もうすぐ、参議院選ですが、テレビのニュースなどで放映される委員会や本会議など、将来 大人になって説明できる生徒になってもらいたいと思い計画をたてました。
こちらも1時間ほどのプログラムですが、コンパクトにまとめられて素晴らしいものだったと思います。
10分間のビデオでは、「憲法41条」「三権分立」「二院制」「法案の提出」「委員会」「国会審議」「両院協議会」などなど参議院ならではの映像で紹介し、その後、30分くらいで「委員会」「国会審議」を参議院議長・委員長・大臣・法案提出者・質問有りの委員・質問無しの委員に分かれ(委員も三会派に分かれて)役割を分担し、生徒たちが「法案可決」までの一連の流れを行います。
4月から一度も声を聞いたことの生徒も頑張っていました。
一つのチャンス(機会)としても意味ある体験でした。
その後、参議院を見学し、体験したことを再認識できたと思います。
「昭和館」も「参議院」も皆さんとても優しく、親切な方たちでした。
注意が必要なのは「九段下」から「永田町」まで地下鉄を利用したのですが、「永田町」の1番出口は遠かった(永田町構内を20分くらい歩きます)。また、午後3時ごろ国会議事堂前で記念撮影をしたのですが逆光でした。 次回以降は注意したいと思います。
とても有意義なスクーリングでした。